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化粧品のパッチテストのやり方|新しいアイテムを試す前の確認方法

スキンケアの基本公開日

気になっていた化粧水や美容液をようやく買って、その日の夜からさっそく顔全体に使ってみる。楽しみな気持ちはよくわかりますが、大人の肌は年齢や季節、体調によって状態が変わりやすく、今まで平気だったはずのアイテムでも、ピリピリしたり赤みが出たりすることがあります。

そんなときのために知っておきたいのが、顔に使う前に肌の様子を確認する「パッチテスト」です。この記事では、パッチテストの基本的なやり方と、確認する際に見ておきたいポイント、どんなときに特に行っておきたいかを紹介します。

パッチテストとは何のための確認か

パッチテストとは、新しいアイテムを顔など広い範囲に使う前に、目立たない部分の肌に少量をつけて、刺激や赤みが出ないかを確認する方法です。

化粧品は販売前にさまざまな確認を経て作られていますが、肌の状態は人によって、そして同じ人でも時期によって異なります。季節の変わり目や寝不足が続いているときなど、肌が揺らぎやすい時期は、いつもなら問題のないアイテムでも反応が出やすくなることがあります。パッチテストは、そうした自分の肌とアイテムの組み合わせを、顔に使う前に確かめておくための習慣です。

特に、新しい香料や初めて使う種類の美容液、濃度の高い美容液タイプのアイテムを試すときは、パッチテストをしておくと安心です。肌が不安定になりやすい時期のお手入れについては、ゆらぎ肌とは?季節の変わり目に肌が不安定なときのお手入れでも紹介しています。

パッチテストの基本的なやり方

やり方自体はシンプルで、特別な道具を用意する必要はありません。

  1. 腕の内側など、やわらかく皮膚が薄い場所を選ぶ
  2. 洗って清潔にした状態で、10円玉程度の範囲に少量をつける
  3. そのまま洗い流さずに、24〜48時間ほど様子を見る
  4. 赤み・かゆみ・腫れ・ピリピリした感じが出ないかを確認する

途中で入浴や手洗いの水がかかっても問題がないよう、服でこすれにくい部分を選ぶと確認しやすくなります。腕の内側のほかに、ひじの内側を使う方法もよく知られています。どちらも自分で見やすく、普段の生活で刺激を受けにくい場所です。

テスト中に少しでも異常を感じたら、すぐに洗い流して様子を見てください。無理に時間まで続ける必要はありません。

確認するときに見ておきたいポイント

24〜48時間の間は、一度つけたら終わりではなく、時間を置いて何度か肌の様子を見ると変化に気づきやすくなります。

  • つけた直後:ヒリヒリ感や強いかゆみが出ないか
  • 数時間後:赤みやかゆみが出てきていないか
  • 24時間後、48時間後:赤み・かぶれ・小さなブツブツが残っていないか

特に注意したいのは、つけてすぐには何も感じなくても、半日から1日たってから赤みが出てくる場合があることです。これは肌の反応が出るまでに時間がかかるタイプの刺激によるもので、すぐに問題なしと判断してしまうと見落としやすくなります。焦らず48時間ほど様子を見る習慣をつけておきましょう。

こんなときはパッチテストをしておきたい

毎回行う必要はありませんが、次のような場合は特にパッチテストをしておくと安心です。

  • 今まで使ったことのない新しいブランド・種類のアイテムを試すとき
  • 美容液やクリームなど、配合されている成分の種類が多いアイテムを試すとき
  • 季節の変わり目や、睡眠不足・ストレスが続いて肌の調子が揺らいでいると感じるとき
  • 以前、別のアイテムで肌に合わなかった経験があるとき

反対に、長く使い続けていて特に問題のなかったアイテムを買い替える場合などは、毎回のパッチテストが必須というわけではありません。ただし、同じシリーズでも香料の有無など仕様が変わっていることもあるため、パッケージの表示に目を通しておくと安心です。成分表示の見方については、スキンケアアイテムの成分表示の読み方で詳しく紹介しています。

パッチテストで反応が出たときの対応

パッチテストの段階で赤みやかゆみが出た場合は、そのアイテムを顔に使うのは避けましょう。多くの場合、洗い流してしばらくすると症状はおさまりますが、赤みやかゆみがなかなか引かない、腫れが強いといった場合は、自分で判断せずに皮膚科に相談してください。

また、パッチテストで問題がなかったアイテムでも、実際に顔に使い始めてから肌の調子が変わることはあります。使い始めの数日は、いつもより肌の様子をよく観察し、違和感があれば使用を中止するという姿勢を持っておくと、トラブルを早めに防ぎやすくなります。

新しいアイテムとの上手な付き合い方

パッチテストは、新しいアイテムを顔全体に使う前のひと手間ではありますが、肌トラブルを未然に防ぐための確認として役立つ習慣です。24〜48時間、腕の内側で様子を見るというシンプルな方法なので、気になるアイテムを手に入れたときは、試す前の一歩として取り入れてみてください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、効果・効能を保証するものではありません。化粧品が肌に合わない場合は使用を中止し、症状が続く場合は皮膚科医にご相談ください。