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インナードライ肌とは?べたつきと乾燥が同時に気になるときの見分け方

乾燥・保湿公開日

「午前中はテカっていたのに、夕方には頬がつっぱる」「皮脂は多いはずなのに、小鼻以外はカサつく」。そんな、べたつきと乾燥が同じ顔の中で同時に気になる状態に悩んでいませんか。

これは「インナードライ肌」と呼ばれることのある状態です。肌の表面だけを見ると皮脂が多く、オイリー肌のように見えるのに、角層のうるおいが不足しているために、カサつきやつっぱりも同時に感じやすくなります。この記事では、インナードライ肌になりやすい理由と、見分け方、毎日のお手入れで意識したいポイントをわかりやすく紹介します。

インナードライ肌とは

肌の表面はテカりやべたつきが気になるのに、頬やフェイスラインはカサつく、化粧水をつけた直後は心地よいのにすぐにつっぱりを感じる。こうした状態を指して「インナードライ肌」と呼ぶことがあります。

肌のうるおいは、皮脂によるフタの役割と、角層の中にある水分の両方で保たれています。皮脂の量が多くても、角層の水分が足りていなければ、肌の奥は乾燥を感じやすい状態になります。皮脂量と水分量のバランスが崩れていることが、べたつきと乾燥が同時に気になる背景にあります。

インナードライ肌になりやすい原因

インナードライ肌になりやすくなる背景には、次のような要因が重なっていることが多いです。

  • 皮脂を気にして、洗浄力の強い洗顔料やあぶらとり紙を頻繁に使う
  • 「皮脂が多いから」と、化粧水だけで済ませ、乳液やクリームを省く
  • 洗顔やクレンジングで肌をこすりすぎる
  • エアコンの効いた室内で長時間過ごす
  • 季節の変わり目や、睡眠不足・ストレスなどで肌の状態が揺らぐ

肌は乾燥を感じると、うるおいの代わりに皮脂を多く出して表面を守ろうとすることがあります。「べたつく=皮脂を減らすお手入れをすればよい」と決めつけてしまうと、かえって乾燥が進みやすくなることもあるため注意が必要です。

普通の皮脂が多い肌との見分け方

皮脂量が多いだけの肌と、インナードライ肌では、お手入れで意識したいポイントが変わってきます。次のような点をチェックしてみましょう。

チェック項目 皮脂が多いだけの肌 インナードライ肌の傾向
洗顔後の肌の感触 さっぱりして心地よい 洗顔後すぐにつっぱりを感じる
化粧水をつけた直後 うるおいが続きやすい 一時的に落ち着くが、すぐにカサつく
テカりの出方 顔全体にムラなく出やすい 小鼻や額だけ、部分的に出やすい
毎日のべたつきの感じ方 季節を問わず安定している 季節や体調で変わりやすい

一度だけの状態で判断せず、数日間、肌の様子を観察してみると、自分の肌の傾向がつかみやすくなります。

インナードライ肌のときに意識したいお手入れ

洗顔・クレンジングはやさしく

皮脂が気になっても、洗浄力の強すぎるアイテムで何度も洗うのは避けましょう。洗顔料はしっかり泡立て、こすらず泡で包むように洗い、ぬるま湯で丁寧にすすぎます。

水分を与えたら、油分でふたをする

化粧水で水分を与えたあとは、美容液や乳液・クリームで油分のフタをすることが大切です。「べたつくから」と乳液やクリームを省いてしまうと、与えた水分が逃げやすくなります。テクスチャーの軽いタイプを選べば、べたつきを抑えながらうるおいを保ちやすくなります。

部分的にお手入れを分ける

小鼻や額のテカりが気になる部分は軽めのアイテムで、頬やフェイスラインなどカサつきやすい部分は重ねづけするなど、顔の中でお手入れの量を変えるのもひとつの方法です。

アイテム選びで気をつけたいポイント

インナードライ肌が気になるときは、アイテム選びでも次のような点を意識してみましょう。

  • 保湿成分:セラミドやヒアルロン酸など、角層のうるおいを補う成分が入っているか
  • テクスチャー:べたつきが苦手なら、ジェルタイプやさらっとしたテクスチャーのものを選ぶ
  • 洗浄力:皮脂が気になっても、必要以上に洗浄力の強いものを選ばない
  • 使い続けやすさ:香りや使用感も含め、毎日続けられるかどうか

新しいアイテムを試すときは、腕の内側などで試してから顔に使うと安心です。肌の保湿成分について詳しく知りたい方は、セラミドと保湿成分の選び方も参考にしてください。

赤みやかゆみ、ニキビの悪化など気になる症状がある場合は、お手入れだけで何とかしようとせず、早めに皮膚科に相談しましょう。

毎日のお手入れで見直したい習慣

インナードライ肌が気になるときは、スキンケアと合わせて日々の過ごし方も見直してみましょう。

  • 室内が乾燥しやすい季節は、加湿器などで湿度を保つ
  • 皮脂が気になっても、洗顔やあぶらとり紙は回数を決めて使う
  • 睡眠時間を確保し、バランスのよい食事を心がける
  • 季節の変わり目は、いつものお手入れに保湿アイテムを一枚プラスする

べたつきと乾燥、どちらか一方だけに意識を向けるのではなく、肌全体のうるおいのバランスを整えることを意識すると、毎日のお手入れがしやすくなります。基本の保湿ケアを見直したい方は、大人の乾燥肌の保湿ケアの基本もあわせてご覧ください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、効果・効能を保証するものではありません。化粧品が肌に合わない場合は使用を中止し、症状が続く場合は皮膚科医にご相談ください。